やまのうち歯科医院 の日記
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治療後のメインテナンス
2015.11.21
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すべての歯科治療において言えるのですが、再発の原因には、ブラッシングが不十分であったり、メインテナンスを怠ると細菌が活動しはじめ歯周ポケットが深くなります。
そして容易に再発をおこします。
また残念ながら再生治療にも限界があるため、部分的に治りきらないところが残ることもあります。
しかしそのような部位でもメインテナンスを継続することにより、歯周病の進行を食い止めることができます。
メインテナンス時に行うこととしては、
口腔内写真
X線検査
歯周ポケットの測定
動揺度の検査
ブラッシングの再確認
咬み合わせのチェック
生活習慣指導
クリーニング
服薬や体調の変化
抗菌剤の塗布、フッ素塗布など
があります。
欧米では歯周病を「静かなる疾患」と呼びます。
これは患者さん自身が再発や進行を自覚することは困難であると言う事です。
歯を失わないためにもトラブルを感じなくとも定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが必要なのです。
そうです、これ以上はをなくしたくない方は、定期的にメインテンスを行うことをおすすめします。