やまのうち歯科医院 | 日記 | 歯周組織再生誘導法(GTR法)とエムドゲインについて

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やまのうち歯科医院 の日記

歯周組織再生誘導法(GTR法)とエムドゲインについて

2015.11.13

歯周病で破壊された歯周組織は、その原因を取り除くと自然に再生しようとしますが、
深くなってしまった歯周ポケット内部をきれいに清掃したままでは必要な歯周組織が再生する前に別の上皮組織が入り込み、元通りにうまく再生が進みません。
そこで、なくなった骨の上に特殊なカバー・メンブレンをかけ、骨の再生するスペースを確保してあげるのが「GTR法」です。
これに対し「エムドゲイン法」は、外科的手術を行い、なくなってしまった歯根の部分などにジェル状の薬剤・エムドゲインを塗布します。
それによって、まわりの歯周組織に刺激を与え、再生を促す治療法です。それぞれの方の骨のなくなり方や欠損量、まわりの歯茎の量、手術の部位など、詳しい検査を実施してからそれによって
「GTR法」や「エムドゲイン法」のどちらがより適切かを判断します。
いずれも年齢や性別に関係なく、すべての方に受けていただけますが、
「あまりに骨が吸収されてしまっている」
「全身疾患がある」
「骨粗鬆症の薬を服用している」
といった手術に適さない状態の方には難しい治療法と言えるでしょう。
また、「GTR法」「エムドゲイン法」だけにとらわれることなく、自分の骨の移植や人工の骨補填剤による骨の増殖、
歯の移植といったほかの治療法も含め、何が一番適しているかを診断します。
その方に一番適していると思われる治療法を提案し、治療に生かしています。

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